「ねぇ〜〜ジータ知ってる?」


「何を?」


「星って一つ一つ、夢を持った子供達なんだよ」


「子供達……?」


「そう、色んな形や、色をした子供達、世界中の子供達の輝きなんだよ」


「へぇ〜〜世界に、こんなに沢山の子供がいるんだ、」


「子供だけじゃなくて、大人もいるんだよ。みんな、夢が叶わなかった星なんだ。輝きたくても輝けなかった夢が、今、星になって輝いているんだよ」


「そうかぁ、だから、あんなにキラキラして、綺麗でいれるんだな」


「私、願いがあるの……世界中の子供達に平等な夢が持てますように・・・って」


「そうだよなぁ〜〜俺達は、夢なんか、考えなかったよな〜〜」


「日本に行ってわかったの、夢を持って頑張れば、叶うんだって、だけど、ここは夢さえも、持てない…でも、夢は持てば叶うんだったら、世界中の子供達に、平等に夢が持てたらって」

「……平等に持てる夢か…」


「きっと、そんな時代が来るよね……この場所にも……」


星は、時間を止めたかのように、いつまでも輝きを忘れなかった