一週間の時が過ぎ……


「ただいま、あっ今日は、ティアラは当直だったか。ふぅ〜〜〜疲れた…最近、俺も、歳なのかな?体が疲れやすくなってる…」


勉は、ソファーで、そのまま、転寝をしてしまった 

「・・・勉・勉・・」


「んっ……しまった!帰って来て、そのまんま寝てしまったよ」


「疲れてるんだね、シャワー浴びて来たら…」


「あぁ…そうするよ、時間もないから、コンビニでパンでも買って行くから、ティアラは、ゆっくりしなよ」

忙しい、毎日の二人に
気、安まる空間は、中々、訪れなかった

互いの体を、意識することも少なくなっていた


出発の日………


「ティアラ〜準備万端なのかぁ」


「ばっちり準備万端!」


「よし、行こうか!ティアラの故郷に」


「えぇ〜〜今回は15名で、一週間の活動となります。気を引き締めて、医療に専念してください」


「いよいよだな。ティアラ」

「うん。でも、なんだか不安だよ、みんな生きてるのか……」


「大丈夫さ、政府も力入れてたみたいだから、食料も医療も、そこそこ、派遣されてたみたいだから」


「それなら、いいんだけど……」


「先に搭乗してくれないか、ちょっと、トイレに・・」