「ねぇ、先生…先生は好きな人がいないの?」


「えっ?突然びっくりだな」


「私はいるんだ……その人はね……優しくて、正義感あって、やりとげる事に一生懸命で、何でも諦めないで、そして、私と同じで星が大好きで」


「……そかぁ〜ティアラに好きになられると、その人は幸せ者かもな」


「どうして?」


「だって、ティアラは、何事にも一生懸命で、素直で元気で、心が優しくて、星が大好きだからな」


「そんなに誉めても、何もあげませんよ〜」


「何か、もらえると思ったのに〜」


「じゃぁ〜〜先生…私をお嫁さんにもらってください・・」


「あぁ〜〜もらってやる(笑)」


「あぁ〜〜そんなこと言ったら本気にしちゃいますよ〜」


「本気にしていいんだよ……ティアラが本気なら…」

「先生………」


ティアラの目には、熱いものが流れ、天井の星空は、輝きを増したように、ティアラにの瞳に映っていた