「わかったよ…ティアラ…日本へ行こう。」


「やった〜〜ジータも来るでしょ」


「俺は行かないぞ!」


「すまない、ジータは連れて行けないんだ……二人しか無理なんだ…すまないジータ、ティアラ」


「……行けよ!ティアラの夢が叶うんだろ…行ったらいいじゃないか…行けばいいよ…行けば…」


「ジータ。ティアラ立派なお医者さんになって帰って来るから、待っててね」


「あぁ」


「勉先生と一緒に暮らしながら、先生になるんだティアラは、楽しみだなぁ〜〜」


「さぁ、支度をして、今日はゆっくり寝ないと、長旅になるからね」


「俺、帰るよ…じゃあな…ティアラ」


「ジータそっけない……日本に行けないからすねちゃたんだ」


ティアラはドキドキしていた。日本に行けること、夢が叶うかもしれないこと、そして、勉と一緒に居れることに……