パパは同級生

「彩さん!」

啓太は洗い物をする彩を背後から抱き締めた。

「彩さん欲しい……」

「けいちゃん止めて」

洗い物をしてる手は濡れていて抵抗できない。
啓太は止める気配は全くない。

「けいちゃんのバカ!」

「ダメ…こんな格好で恥ずかしいよ!」

啓太の手は彩の素肌に手をのばしてきた。

「あぁ〜ん…だめ」

「いや〜ん止めてお願い」

すると啓太の手の動きがピタリと止まった。

「けいちゃんの意地悪!止めないで」


「けいちゃんこのまま後ろから……」

そう言って流しの縁に手をついた。