パパは同級生

その物体をよく見ると…

額から血を流している竹下刑事である。

竹下刑事はチャイムを鳴らしたが返事がないので、おかしいと思い窓から中をうかがっていたのだった。

「チキショウ〜邪魔しやがって」

校長の攻撃の対象が知沙から竹下へと変わった。

「先に刑事さんに死んでもらうぜ!」

校長はナイフを振り回しながら竹下に近付くと竹下の腹部をめがけてナイフを突き出した。

竹下はそれを軽くかわすとナイフを持った校長の手を一撃するどナイフは床に落ちた。その後抵抗する校長の顎と腹部に一撃づつ加えた。

勝負はあっけなく決着し、校長は床に沈んだ。

「だいじょうぶですか?」

竹下が知沙に近づいた。

知沙はどうしたのかボ〜としたまま動けないでいた。そして一言…

「ステキ…」

そう言って頬を染めた。