一時間経過…。 「出来た?」 「どうにか…。」 冬なのに…。 外は、凍り付きそうな位寒い。 なのに、手紙ごときで嫌な汗かいた私。 今迄の気持ちを、紙一枚に込めてやった。 溜め息付きながら、投げやりに一枚の紙を、ゆきなに渡す。