チョコは誰の手に【短編】





一時間経過…。





「出来た?」


「どうにか…。」


冬なのに…。


外は、凍り付きそうな位寒い。


なのに、手紙ごときで嫌な汗かいた私。

今迄の気持ちを、紙一枚に込めてやった。


溜め息付きながら、投げやりに一枚の紙を、ゆきなに渡す。