ピンポ~ン♪♪ バクン…バクン… あぁ…心臓が破れそうだよ。 どうしよう…。 足…震えてきた。 カチャッ 「おう、淳司。 どうしたんだよ、急に。」 「俺じゃねぇよ。 用事あんのは、コイツ。」 緊張で立ちすくむ私の腕を引っ張って、田中 智の前に立たされた。 「あれ、相沢さんじゃん。どうしたの?」 クラッ……。 まっ…眩しい。 眩し過ぎる。 反則だよ、その笑顔。