「入るよー!」 ガチャ まだいいって言ってないのに… 「お、元気そうじゃん♪よかよか。」 一応心配してくれていたようだ。 そして嘉穂は期待通り片手にビニール袋を持っている。 ま…まるい?…いや四角… 複雑なかたちだ。 「嘉穂ー…風写るからマスク着用した方が…」 「え…あ! 「はいよ」 「ありがと♪」 これでとりあえずあのお見舞いの物を嘉穂が食べにくくなったかな…♪ 悪じえだ。 マスクを外せば嘉穂だって食べれることを考えていない馬鹿だが… 「ねぇ…嘉穂…」