背中に誰かいるような気がして目が覚めた。部屋は薄明かりになっていて、あたしはいつの間にか眠っていた。
あたしの頭の下には腕が敷かれていた。誰かの腕枕で寝ていたらしい。
誰か
そんなの、振り向かなくてもわかった。だって、匂いがする。暖かさが伝わる。この腕、何度も触れてる。
あたしは寝転がったまま、そっと後ろを向いた。
その人はあたしのうなじから耳、頬、そして唇へと唇を動かした。
目をつぶっていてもわかる。それが誰なのか。
ふっと離れたその人は、優しそうに微笑んでいた。
「よく眠ってたな」
そう言いながらアツシはもう一度キスをした。
あたしは眠ってしまっていたことと、今の出来事が急に恥ずかしくなって慌てて起き上がってベッドに座った。アツシものそのそと起き上がって隣に座った。
隣のベッドには和希が寝ていた。
「あたし、部屋に戻るね」
アツシの顔を見れないままそう言うと、
「鍵、お前が寝てる間に部屋に放り込んで閉めてきたから入れないけど?」
「えっ?」
「ここにいるしかないんだよ」
アツシはものすごい笑顔でそう言うと、あたしの手を握った。
あたしの頭の下には腕が敷かれていた。誰かの腕枕で寝ていたらしい。
誰か
そんなの、振り向かなくてもわかった。だって、匂いがする。暖かさが伝わる。この腕、何度も触れてる。
あたしは寝転がったまま、そっと後ろを向いた。
その人はあたしのうなじから耳、頬、そして唇へと唇を動かした。
目をつぶっていてもわかる。それが誰なのか。
ふっと離れたその人は、優しそうに微笑んでいた。
「よく眠ってたな」
そう言いながらアツシはもう一度キスをした。
あたしは眠ってしまっていたことと、今の出来事が急に恥ずかしくなって慌てて起き上がってベッドに座った。アツシものそのそと起き上がって隣に座った。
隣のベッドには和希が寝ていた。
「あたし、部屋に戻るね」
アツシの顔を見れないままそう言うと、
「鍵、お前が寝てる間に部屋に放り込んで閉めてきたから入れないけど?」
「えっ?」
「ここにいるしかないんだよ」
アツシはものすごい笑顔でそう言うと、あたしの手を握った。

