ラバーズキス

エミナ達が帰ってきてシャワーを浴びてから和希と大哉の部屋に集まった。アツシが1人部屋がいいと言い張ったので別に部屋を取った。
「りんちゃん、気分はどう?」
「ありがとう。もう平気だょ」
「あしたは休憩入れながら、ゆっくり行こうね」
和希はにっこり笑ってた。この人の、さらりと人を気遣えるところは素敵だなと思う。
「あれ?アツシは?」
エミナが大哉の隣に座って言った。
「さっきまでいたんだけど、電話かかってきて部屋に戻った」
大哉がテーブルにお酒やおつまみを並べる。
「彼女かもね。毎日電話してるみたいだから」
和希が言う。

やっぱり彼女いるんだ。

はぁ…と、ため息が出た。
「やっぱりしんどいんじゃない?」
和希が心配そうに言いながらあたしの隣に座った。
「ううん!平気平気。あたし、これ飲んでみたい」
あたしは大哉が並べたカクテルの缶を手に取った。