「せっかく寝てたのに!てか、シートもっと起こして。膝に乗ってる」
と言うと、アツシはあたしの足元を覗き込んだ。
「大丈夫。俺はこのほうが寝やすいから」
そう言ってサングラスをかけてシートに寝転がった。
「せっかくみんな揃ったのに、寝ちゃうわけ!?」
エミナはアツシの肩をゆする。
「きのうはほとんど寝てないから、眠いんだよ」
「彼女と遊んでたの?」
和希が車を出しながら言った。“彼女”という言葉がチクンとする。
「彼女いないし」
アツシはそれだけ言うと黙ってしまった。サングラスのせいで、寝ているのか起きているのかわからない。
「とりあえず、みんな揃ったから、何か食べようか」
和希の提案で、遅いお昼ゴハンを食べることになった。エミナと左右に流れる景色の中にお店を探していると、アツシが起き上がってあたしの頭に帽子をのせた。
「顔にのせとけば寝やすいから」
それだけ言うとアツシはまた寝転がった。
帽子からはアツシの匂いがした。
と言うと、アツシはあたしの足元を覗き込んだ。
「大丈夫。俺はこのほうが寝やすいから」
そう言ってサングラスをかけてシートに寝転がった。
「せっかくみんな揃ったのに、寝ちゃうわけ!?」
エミナはアツシの肩をゆする。
「きのうはほとんど寝てないから、眠いんだよ」
「彼女と遊んでたの?」
和希が車を出しながら言った。“彼女”という言葉がチクンとする。
「彼女いないし」
アツシはそれだけ言うと黙ってしまった。サングラスのせいで、寝ているのか起きているのかわからない。
「とりあえず、みんな揃ったから、何か食べようか」
和希の提案で、遅いお昼ゴハンを食べることになった。エミナと左右に流れる景色の中にお店を探していると、アツシが起き上がってあたしの頭に帽子をのせた。
「顔にのせとけば寝やすいから」
それだけ言うとアツシはまた寝転がった。
帽子からはアツシの匂いがした。

