20せんちっ!



(あきれた…)


「この部屋は
●ャンプしかねーじゃねーか」

あきれているあたしとは反対に
篠山柑汰はどこか嬉しそうに


「いいじゃねーか
●ャンプしかなくたって

●ャンプは男のロマンだぞ!?」


「柑汰くん、
よくわかっているじゃないか!
●ャンプの良さが…!」


一階でネガティブになっていた
兄がいつの間にかきて
話に割り込んできた。


「陽兄、
いつからここに…?」



「よーするに
篠山柑汰はここが気に入ったんだな?」



「おう」



「ちょっ、
陽歌!?
お兄ちゃまをシカトしないで」


(そういいながら
あたしの足に絡み付いてくる
その手はなんだ!)



「シカトなんてしてないよ
ただ殺意がわいただけー★」



「わー大変っ
お兄ちゃま、逃げなきゃ!」



「出来れば
そのまま帰ってこなくていーよ」



「んー、
陽歌ちんとご飯食べたいから
帰ってきちゃうかも」



「あー、この口調で話すの疲れるわ

ってことでもう黙れ」