そう私、 江角君に片想い……なんだ。 今年は卒業でみんなバラバラになっちゃうから、 渡すなら最後のチャンス……。 「……でも江角君はモテるし、きっと私のなんか……。」 「そんなことないっ!さくらなら大丈夫!」 友達のみくは必死に私を説得させる。