また冬が訪れた頃。

『最近…楽しい?』

いきなりショウ君に聞かれた。

「毎日楽しいし幸せやで!」

私は答えた。

『別れよか…』

ショウ君は下を向いたままそう言った。

「なんで?いやや!」

『お前の………
笑顔を最近見てない…
俺の顔色ばっかり見てる…
そんなんもうさせたないんや。』

「そんなことない!
絶対いや!」

私はショウ君に泣きついた。

ショウ君は私を強く抱き締めこう言った。