買い物を済ませ家に戻ると血相を変えて玄関先に立っているショウ君がいた。

「おかえり♪どーした?」

『どこ行ってたんな!帰ったらおらんし電話してもとれへんし!』

「あれ?携帯…寝室においたままやったみたい…
夕飯の買い出しに」

私は手に持っていた袋を見せた。

『そうか…(笑)俺…カッコ悪…』

「心配性やなぁ(笑)どこにも行かんて!」

『おぅ(笑)』

あまりのショウ君の心配性にビックリしたが可愛くも思えた。

私はキッチンに向かい買った食料品を冷蔵庫にしまいソファに座りテレビを見ていた。

お風呂からショウ君が出てきた。