私はお弁当を作る事にした。

って言ってもお弁当箱がないのでタッパに詰め込むという洒落っけのないものだけど一生懸命作りリビングのテーブルに置き再び眠りについた。

ショウ君は寝ぼけながら再び私を抱き締め眠りについた。

セックスをしなくても幸せを感じて眠りについたのは初めてだったかもしれない。

手当たり次第セックスをしていたわけじゃないけど…

あの頃は彼氏に抱かれないと不安で仕方がなかった。

たとえ彼氏が私に気がなくても抱いてくれるだけで…

私を求めてくれるだけで安心した。

心が弱っていたのかな。