『あんな…
今すぐ辞めんでいいから…でも早く水商売辞めてくれ』

「分かってるよ。職安行って探すな!」

ショウ君はホッとした顔をしていた。

またインターホンが鳴った。

家具屋さんだった。

古いマットを処分に出した。

家具屋さんも帰り乾燥していたシーツを二人で敷いた。

二人で笑いあいながらシーツを敷くだけで多分一時間くらいかかった。