電話を切って泣きじゃくっている私に気付きショウ君が走ってきた。

『泣くなって…。ごめん…辛い思いさせてごめん。』

「……別れたよ…」

『うん。とりあえず寒いし俺ん家行こ。』

「うん…。」

ショウ君の家へ行った。

『部屋汚いけど…空いてるとこ座り』

そう言ってショウ君は部屋を出た。

コンコンっとドアをノックされた。

私は慌てて涙をふき返事をした。