私が泣いていたら不意にドアが開いた。

私は誰かが御見舞いに来たと思い慌てて涙を拭きドアの方を見た。


「!?」

《お姉ちゃん何で泣いてるん?どっか痛いん?》

目の前には小さな男の子が立っていた。

小さな男の子も入院しているらしくパジャマ姿で可愛いスリッパをはいていた。