「ミキちゃんは何年生?」

《高3やで!年明けたら卒業!○○大学行くつもり♪》

「若いなぁ(笑)
知ってると思うけど…来年22なんよぉ…(笑)」

《知ってる(笑)でも見えへんな♪純兄が年上と付き合うの初めてやし!
かおりんって呼んでいい?》

「(笑)ありがと!
恥ずかしいけど…好きに呼んで!
……てか純ちゃんと付き合ってないんよ…」

私は少し罪悪感みたいな物を感じながら告げた。

《あっ!そうか!
純兄が言ってたや!ミキ的に付き合ってると思い込んでた(笑)
純兄の事…嫌い?》

「ううん!
好きやで!大事な人。
でも…まだ忘れられへん人がおってさ…
純ちゃんに悪いなって思いながらも優しさに甘えてしまってるねんな…」

私は深くため息をついた。

ミキちゃんは笑顔で話し始めた。