「そぅですけど…」

《あ!?かおりさん?
純一の妹のミキです!
純兄から聞いてないですか?(笑)》

「え?妹さん?
すぐ開けます!」

私は慌てて玄関まで走った。

ドアを開けると満面の笑みでミキちゃんが立っていた。

《ども♪はじめまして!ミキです!》

「こちらこそ!お邪魔してます!かおりです!」

私は気付いた…。

髪の毛を頭のテッペンで無造作にしばり、顔は勿論スッピンと言うことに…。

《今起きたん?》

「えっ?あっ…はい(笑)」

とりあえず中に入った。