私が起きると純ちゃんはもう居なかった。

私は洗面所へ向かい顔や歯を洗いキッチンへ行きコーヒーを入れテレビを見ていた。

すると突然インターホンが鳴った。

私は恐る恐るインターホンのテレビを見た。

!?

女!?

しかも女子高生!?

純ちゃんの嘘つき!!

と思った。

でも間違いかもしれないし一応受話器をとった。

「はい?」

《ミキ!開けてぇ!》

「間違いじゃないですか?」

《えっ!?石田純一の部屋ですよね?》

はぁ?ヤッパリだまされたんだ…。

私は心の中で深くため息をついた。