ショウ君との別れを納得できるまで好きでいようと思った。

翌日、私がバイトに行ってる間にショウ君は荷物を片付けていた。

バイトから帰った私は部屋を見回して愕然とした。

ショウ君の物が一切なくなってたから。

私はショウ君に電話した。

「もしもし?今日来てたん?」

『…おぅ…荷物取りにな…
連絡せんですまんよ。』

「別にいいんやけどビックリしてもたよ…
部屋が広く感じる…寂しいな」

『そんな事ゆうなよ(笑)』

ショウ君は電話ごしに苦笑いしていた。

私は知らず知らずの内に泣いていた。