恐い‥けど好き..





一夜に向かって、

笑いかけながら優しく話した。

「ありがとう、一夜。」

一夜は少しビックリした顔で

ギュッとアタシを

抱きしめてくれた。

耳元でそっと、

気にすんなって聞こえた‥

アタシは素直に一夜に

抱き着いた。






しばらくしてから、

一夜はアタシを抱き抱えて

ベットまで連れて行ってくれた。


そっと寝かされて

おでこにキスをされた。

一夜はアタシから離れて

部屋を出て行こうとした、

とっさに一夜の服を掴んだ。

一夜は戸惑いながら話す。

「‥‥どうした‥?」

「‥帰るの?」

「‥時間、遅いしな。それにお前は女だろ?俺は男だし‥‥な」

「‥‥泊まってけば‥いいのに‥」

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

黙り込む一夜、

少しベットから身体を起こすと

一夜が制服のネクタイを

緩ませながら近づいてきて

アタシの隣に座って話し出した

「‥じゃあ‥今日は側に居てやる‥‥」

「‥うん。」

一夜はアタシを抱きしめて

ベットに横になった。

アタシは一夜の腕の中で眠った












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