【短】籠の中の小鳥



あの様子を見る限り、彼は多分彼女のことが好きなのだろう。

これは僕の勘でしかないけれど。



彼女は人気者。

だからモテルのは当たり前。

告白とかだって何回もされてる。



僕だって彼女が好きだ。

だけど、それが恋愛感情なのかは正直分からない。

ただの憧れなのか。

それとも人間として好きなのか。



でもね、本当は恋愛とかそんなのどうだっていい。

君が手に入ればそれでいい。



君のいろんな表情が見たい。

君の壊れる姿が見たい。


君を僕だけの物にしたい。




「・・あはは、楽しみだなぁ。」




ずっとずっと願っていたことが今日叶う。

今日、願いが現実となるんだ。


これが笑わずにいられるもんか。