彼女の手や足が小刻みに震えていることに。 あぁ、そっか。 彼女は強気だったわけじゃない。 強気であろうとしたんだ。 恐怖に耐えるために。 僕に弱いところを見せたくなくて。 「・・おもしろい。」 彼女に聞こえないように小さく呟く。 本当に彼女は見ていて飽きない。 僕の興味をそそる。 だから、そんな彼女にご褒美をあげる。