「・・ねぇ、これ・・何?」
彼女が僕に問いかける。
その声には怒りが混ざってる気がした。
「何って、首輪のこと?それとも今の状況?」
僕はあえて笑いながら答えてみる。
「どっちもだよ!人のこと呼び出したと思ったら、こんな場所に連れてきて!!」
こんな、なんてひどい言い草だな。
この部屋は君の為にわざわざ準備したのにさ。
「私、帰るから!」
怒って帰ろうとする彼女の腕を掴む。
「帰る?そんなの許すわけないでしょ?」
せっかく捕まえたのに。
僕の努力をすべて無駄にするの?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…