「花梨!!!!!!
自分のことブスって言うのやめろ!
本当にブスな女子に失礼だ。
花梨はめっちゃ可愛いからな?」
もっと自信もて。
俺は最後にそう付けたした。
花梨の顔はだんだんと赤く染まっていった。
…俺、なんか恥ずかしいこと言ったか?
う~ん。わかんないや。
「私、期待してもいいのかな?」
へ?
期待?
あぁ。自分が可愛いかどうかか。
んなもんしていいに決まってんだろ。
俺は何も言わずに親指を前に突き出した。
good。のポーズだな。
花梨はにっこりと笑っていた。
うん!
やっぱり花梨は笑ってるのが一番可愛い!

