夏休みに入った。 段ボールの数はかなりあってだいぶ片付いて来た。 「いよいよ明日は引っ越しね!」 「そうだね。」 いつも一人で食べていたご飯がお母さんがいるだけで暖かい食卓になった。 「多分敏也さんも最初は心奈に気使ってくるだろけどちゃんと接してあげてね。」 敏也さんとは新しいお父さんの名前。 「うん。」 「今日が最後ね。」 「何が?」 「二人家族。」 「そうだね。」 「心奈。 お母さんには何でも相談しなさいよ。」 「わかった。」 二人で夜中まで話していた。