「おす。カケ。」

俺は挨拶を返した。

「おまえさぁ~。朝練来いよ~。」

カケに怒られた。

「ごめんって!俺ってさぁ、朝苦手なんだよ。」

なんとかごまかす。

「明日はちゃんと来いよ。」

「早起き出来たらねぇー。」

ま、明日も行く気なんてさらさらない。

でもこう言わないとカケは納得しない。

真面目なヤツだ。

「あ、そうだ。」

…ドキっ。

嫌な予感がまたした。

「ん??」

恐る恐る聞いてみる

ホントは怖くて聞きたくないだけど。