いつもの朝だ。

俺は、寝坊した


いつもどおり、チャイムという

魔物に襲われる、俺。

負ければ遅刻になっちまう。

廊下を必死に駆け抜ける。


教室のドアを勢いよくあけた。

この瞬間が一番キライだ。

なんかあのしらけてる感じが

どうも昔から苦手なんだ。

だからと言って、毎朝早く起きて余裕をもって

登校するのもちょっと無理だし…。

まぁ、とにかく今日は

ギリギリ遅刻にはならなかった。



「よっ。おはよ。」

カケに声をかけられた。

いつもの事だ。

でも、なんか今日は嫌な予感がした。

コレが直感っていうものなのかな…。


その直感は当たってたのかもしれない。