桑原は今日も俺に優しかった。 女の子みたいな笑顔に 優しい言葉。 ちょっとお調子者だけど 俺も桑原みたいな奴になりたいな。 それにしてもあの桑原に 俺の心が見透かされるんて、 ちょっとびっくりしたな。 桑原の背中を見ながら たたずんでいた俊は、 家から聞こえた母の声でハッとなった。 「しゅーん。昼ご飯だよー。」 俺は短く返事をし、家に帰った。