翌日。

案の定俺は寝坊した。


ガラガラ!

ドアを開けてギリギリセーフ

「おはよ。俊ちゃん」

「おはよ。」

「あー。桑原」

「ん?」

「昨日はごめん。」

「ええ?何が?」

「いや、ほら昨日の。」

「何のことかさっぱり分かんないよーん!」

アホ全開な笑顔で桑原が言う。

俺は、その顔に安心感を覚えた。

かわいい。

「いいよ!きっとすぐ忘れるほど、気にしてないから!」

「まじありがと。」

「うん!」

良かった。とりあえず謝った!


問題はカケと新垣に対して

自然な対応が出来るかなんだよね。