知的探求心のおおせいな学生たちに哲学だとか文学だとか歴史なんかを教えて…世の中を変えてしまうほどの立派な教育者になりたいのよ。もちろん、そのためにはうんとうんとお勉強をして、誰にも負けない知識を養わなくてはダメでしょう?英語、フランス語、ドイツ語だけじゃなくて…もっといろいろな言語をマスターしなくちゃならないし…。とにかく、そういうことでお勉強をしてるって訳なのよ」
有紀はスラスラと微笑して言った。二人組は目を点にして、やっと尋ねた。
「英語、フランス語、ドイツ語だけじゃなく…?!」
「もちろん、お勉強だけが人間のすべてではないわ。今の日本のように、いい大学にはいるためにはいい高校に、いい高校にはいるためにはいい中学に、中学にはいるためにはいい小学校に、いい小学校にはいるためにはいい幼稚園に…っていう学歴社会・偏差値社会は正気の沙汰とは思えない。そういう閉鎖的な社会からは決して天才は生まれないもの。だから、私はおふたりに日本の大学にいくことは勧めない。でも……お勉強は大事よ。教養を高めるって意味でね。だから…蛍ちゃんも由香ちゃんも、きちんとお勉強してみたらいかがかしら?」
蛍も由香も彼女の素直な言葉に「あ、はぁ…まぁ…」と茫然と答えるしかなかった。
有紀はスラスラと微笑して言った。二人組は目を点にして、やっと尋ねた。
「英語、フランス語、ドイツ語だけじゃなく…?!」
「もちろん、お勉強だけが人間のすべてではないわ。今の日本のように、いい大学にはいるためにはいい高校に、いい高校にはいるためにはいい中学に、中学にはいるためにはいい小学校に、いい小学校にはいるためにはいい幼稚園に…っていう学歴社会・偏差値社会は正気の沙汰とは思えない。そういう閉鎖的な社会からは決して天才は生まれないもの。だから、私はおふたりに日本の大学にいくことは勧めない。でも……お勉強は大事よ。教養を高めるって意味でね。だから…蛍ちゃんも由香ちゃんも、きちんとお勉強してみたらいかがかしら?」
蛍も由香も彼女の素直な言葉に「あ、はぁ…まぁ…」と茫然と答えるしかなかった。


