か、レインボーなんとかで有紀ちゃんを攻撃するとか?」
「(無視して)…さぁ、いこう!有紀ちゃんを幸せにしてあげようよっ」
蛍はそう宣言して元気よく駆け出した。
「ちょっと、無視しないでよぉ!」由香も続いた。間もなく、ふたりは有紀に追いついた。「あのさぁ、有紀ちゃん!!一緒に帰らない?」
と蛍が明るく声をかける。由香も、「うん、うん、一緒に!!ムーン・ライトにいってオレンジ・ジュースでも飲み明かそうよっ!」と口元に笑みを浮かべて明るく声をかけた。 二人はオドオドと立ち止まった有紀の前にフワリと踊るように足った。そして、
「さぁ、いこう!ムーン・ライトへ!」と、元気よく笑顔で迫った。
「……え?ムーン・ライト……月明りに行く?どういう意味かしら?月面にいくのかしら……?」有紀は少しどぎまぎした様子で蛍たちの足首を見つめた。そして、大きな大きな瞳をきらきらさせて、上目遣いで二人の首を見つめた。少しだけ微笑んで、
「誘っていただいてありがとう。とっても嬉しいわ。でも……ごめんなさい。私これから塾なのよ。…だから行けないわ。月面には」
と、有紀は蚊が囁くようにいった。
「……え?なんていったの?」ふたりは可憐に立尽くす有紀の口元に耳を近付けた。
「……あ。あの……いいです」
有紀は微かに瞳をくもらせてから、そのまま歩き去ろうとした。ー何ていったの?有紀ちゃんの声って…まるで聞こえないんだよなぁ。
しかし、二人組は呆然と有紀のうしろ姿を見送る…ということはしなかった。…そうはさせないわよ、シンデレラっ!…
ふたり組は顔を見合わせてニヤリと不敵で魅力的な笑みを浮かべると、バッと有紀の両腕に強引に抱きついた。
「ーあ、え?!」そして、ビックリする有紀の表情を覗きこんでからもう一度、ニヤリと笑うと、
「さぁ、有紀ちゃん…行くのよ!絶対に逃がさないんだからぁ」
蛍と由香の二人組は明るい表情で、ほとんど強引に、唖然とする有紀を「ひとさらい」同然に連れ去った。
「(無視して)…さぁ、いこう!有紀ちゃんを幸せにしてあげようよっ」
蛍はそう宣言して元気よく駆け出した。
「ちょっと、無視しないでよぉ!」由香も続いた。間もなく、ふたりは有紀に追いついた。「あのさぁ、有紀ちゃん!!一緒に帰らない?」
と蛍が明るく声をかける。由香も、「うん、うん、一緒に!!ムーン・ライトにいってオレンジ・ジュースでも飲み明かそうよっ!」と口元に笑みを浮かべて明るく声をかけた。 二人はオドオドと立ち止まった有紀の前にフワリと踊るように足った。そして、
「さぁ、いこう!ムーン・ライトへ!」と、元気よく笑顔で迫った。
「……え?ムーン・ライト……月明りに行く?どういう意味かしら?月面にいくのかしら……?」有紀は少しどぎまぎした様子で蛍たちの足首を見つめた。そして、大きな大きな瞳をきらきらさせて、上目遣いで二人の首を見つめた。少しだけ微笑んで、
「誘っていただいてありがとう。とっても嬉しいわ。でも……ごめんなさい。私これから塾なのよ。…だから行けないわ。月面には」
と、有紀は蚊が囁くようにいった。
「……え?なんていったの?」ふたりは可憐に立尽くす有紀の口元に耳を近付けた。
「……あ。あの……いいです」
有紀は微かに瞳をくもらせてから、そのまま歩き去ろうとした。ー何ていったの?有紀ちゃんの声って…まるで聞こえないんだよなぁ。
しかし、二人組は呆然と有紀のうしろ姿を見送る…ということはしなかった。…そうはさせないわよ、シンデレラっ!…
ふたり組は顔を見合わせてニヤリと不敵で魅力的な笑みを浮かべると、バッと有紀の両腕に強引に抱きついた。
「ーあ、え?!」そして、ビックリする有紀の表情を覗きこんでからもう一度、ニヤリと笑うと、
「さぁ、有紀ちゃん…行くのよ!絶対に逃がさないんだからぁ」
蛍と由香の二人組は明るい表情で、ほとんど強引に、唖然とする有紀を「ひとさらい」同然に連れ去った。


