攻撃しようとするフィーロスに接近し「イエロー・ドラゴン」を放った。七色の閃光が四散する。しかし……相討ちだった。フィーロスは苦しみつつ床に倒れて生き絶えた。美里も数本の光剣を胸にうけて、ゆっくりと倒れ込んだ。
ポタポタ…と血がしたたり落ちる。「ぐうう…」彼女は激痛で全身を震わせながら、コロリと床に転がった「輝石」を震える指先でなんとか手にとると、最後の力をふりしぼって後ろへ投げた。後ろへ…螢のいるところへ…。
美里は痛みで顔をゆがませ荒い息を吐きながらも自分のちょうど右側に倒れて生き絶えている有紀のほうへ瞳をむけた。そして、震える指先で彼女を掴もうとした。しかし、もう力がはいらなかった。
「……有紀ちゃん……あぁ…もうダメだ…よ。…もう力…が……皆…友達に…なっ…て…くれて…ありがと…ね」
彼女はそのまま動かなくなった。手が床に落ち、瞳の輝きもきえていった。…
由香の攻守も限界にきていた。「もう、ダメよ!きりがないわ!!…このぉ」
”レッド・ハリケーン”を何十発放ってもいっこうに亡霊たちの数が減らない。かぞえきれない程襲ってくる。
「もうダメよ!」
そしてついに、彼女はやられた!亡霊たちの持つ鋭い長剣に何度も刺されて、由香は血を吐いてガクリと膝からゆっくりと倒れた。
「…う……ううっ」苦しみもがき、荒い息で全身を震わせる。力が抜けていく。青白い顔…どんどん血の気がひいていく…。「く…くそっ……あたし…死ぬ…の?……そんな……螢…皆…ごめんね…」
由香は瞳を閉じ、そして、二度と動かなくなった。……
きらきらと輝石が「彗星」のように飛んでいって闇の中へと見えなくなった。…
亡霊たちの群れが猛スピードで空を飛び、戦士たちの頭上を通り過ぎて出口へとむかった。…すべての”死”?すべての”終り”……?
ポタポタ…と血がしたたり落ちる。「ぐうう…」彼女は激痛で全身を震わせながら、コロリと床に転がった「輝石」を震える指先でなんとか手にとると、最後の力をふりしぼって後ろへ投げた。後ろへ…螢のいるところへ…。
美里は痛みで顔をゆがませ荒い息を吐きながらも自分のちょうど右側に倒れて生き絶えている有紀のほうへ瞳をむけた。そして、震える指先で彼女を掴もうとした。しかし、もう力がはいらなかった。
「……有紀ちゃん……あぁ…もうダメだ…よ。…もう力…が……皆…友達に…なっ…て…くれて…ありがと…ね」
彼女はそのまま動かなくなった。手が床に落ち、瞳の輝きもきえていった。…
由香の攻守も限界にきていた。「もう、ダメよ!きりがないわ!!…このぉ」
”レッド・ハリケーン”を何十発放ってもいっこうに亡霊たちの数が減らない。かぞえきれない程襲ってくる。
「もうダメよ!」
そしてついに、彼女はやられた!亡霊たちの持つ鋭い長剣に何度も刺されて、由香は血を吐いてガクリと膝からゆっくりと倒れた。
「…う……ううっ」苦しみもがき、荒い息で全身を震わせる。力が抜けていく。青白い顔…どんどん血の気がひいていく…。「く…くそっ……あたし…死ぬ…の?……そんな……螢…皆…ごめんね…」
由香は瞳を閉じ、そして、二度と動かなくなった。……
きらきらと輝石が「彗星」のように飛んでいって闇の中へと見えなくなった。…
亡霊たちの群れが猛スピードで空を飛び、戦士たちの頭上を通り過ぎて出口へとむかった。…すべての”死”?すべての”終り”……?


