男のひとりが美里の可愛らしいお尻をなでたのだ。なおもそいつは、彼女のセクシーな胸にも触れようと手を動かす。
「おとなしくついてくりゃあ、わるいようにはしねぇって…」
「そうさぁ、みんなで可愛がって愛撫してさぁ…気持ちいい思いさせてやっからよ」
美里は激怒の表情になって男達を睨み付けた。ーこのっ、誰にも触れさせたことがなかったのにっ…許さないよっ!!
「さぁ、行こうぜぇ」
ナイフの刃がいきなり首筋に当てられ、美里は一瞬、その冷たい感触にギクリとした。「ああ…っ」見守っていた螢たちは驚愕して、額から冷たく汗が伝うのを感じた。
ーと、次の瞬間、
ガシャアァァ…ン!その男はふっ飛んで、センターの窓ガラスを突き破り、グタリとなった。螢たちが思わず目を閉じた時の出来事だった。美里が男に蹴りをくらわしたのだ。「へん」と美里は鼻で笑った。「おまえら、ここじゃ皆に迷惑がかかる!表にでようじゃないか」
「おもしれぇ!ギタギタにしてやるぜ」
不良男と美里はギルガメッシュの外へと飛び出したるそして道路で対峙した。
うわぁ、あの子ムチャよ。螢たちもすぐに外に出て、見物人の仲間となった。
「て、てめえ」
「このアマっ、殺してやる!」
男四人がポケットから手を出すと、パシッと飛びだしナイフの刃が光った。もう一人がいつの間にかトカレフ(旧ソ連製拳銃)を手にもっている。
「そんなもん振りまわさなきゃ、ケンカも出来ないの?!なさけない連中だねぇ」
美里はそうタンカをきった。すざまじい意気だったるすべてを壊してしまうような…。「そうだ!そうだ!!」
「いいぞネェちゃん!やっちまえ」
通りかかったヤジ馬たちがはやしたてた。
螢たちは息をのんで美里をみつめていた。あれじゃあ、大怪我しちゃうよっ。


