マジック・エンジェルほたる

「どかねぇよ。この前はおれらのテリトリー(縄張り)でさぁ、カツアゲ(恐喝。弱いものを脅して金品をまきあげる行為)してるところを邪魔してくれちゃった訳だしなぁ。おかげで金をつかみそこねたぜ。…あん時のオトシマエはつけさせてもらうぜ!」
「…お前らにできるかねぇ?」
「お前さぁ、結構いけんじゃん。胸もケツも大きくてさぁ…」顎ヒゲの男が性欲丸だしの顔でいった。「なぁ、俺らとドライブでもしねぇか?」
「嫌だね、お前らみたいになったらマズイからね」
「つれないこというなって」もう一人の男がニヤニヤ笑っていった。「一緒にいきゃあよぉ。なにも殴ったりしねぇって。面白いぜ…みんなで楽しいことしようぜ…なぁ?」
「…シンナーもあるしマリファナもあるし、ふかふかのベットもあるしよぉ」
「…そこで裸でもつれあって遊ぶ訳よ」
「ー悪いけど、あんたら私のタイプじゃないね。この頭の悪い「出来そこない」のクズどもが!」美里はウンザリ気味にいった。
 強引に前の男達をどかして通り抜けると、残りの男達がまた彼女の行く手をはばむ。
「このクズども!どかないと怪我するよっ」
 美里は眉をツリ上げた。
「ゲヒヒヒ…」と男達はイヤらしく笑った。
 相手がじわじわと近寄ってくると、美里は戦闘体制をとろうと足を動かした。
 その時、
「きゃあっ!」と短い悲鳴をあげた。
 男のひとりが美里の可愛らしいお尻をなでたのだ。なおもそいつは、彼女のセクシーな胸にも触れようと手を動かす。
「おとなしくついてくりゃあ、わるいようにはしねぇって…」
「そうさぁ、みんなで可愛がって愛撫してさぁ…気持ちいい思いさせてやっからよ」