うう…。倒れていた有紀は少し荒い息を吐いてもんどりうった。そんな彼女を心配するように子犬が近付いてきてくんくんと鳴いた。「…ワンちゃん…だいじょうぶよ」彼女は微かな声を出して痛みをこらえて微笑した。
妖精セーラは有紀の姿をみて、ハッとした。倒れている彼女の全身から微かに黒色のオーラがたち上がっているのを発見したからだ。ーまさか!!
「ゆ、有紀ちゃん、だいじょうぶ?!しっかりっ!」
セーラは倒れ込んでいる有紀に近付いて呼びかけた。そして彼女の顔をジッと覗きこんだ。有紀はきらきらした表情のまま「あ…あら…あなたは妖精…さん…」と呟いて、微かにうなって全身を小刻みに震わせて荒い息をついた。「…私…夢でもみているのかしら?……妖精…さん……なんて…いるわけないのに」
妖精は「待っててね、有紀ちゃん!いま痛みを癒して元気にしてあげるから!」と同情をこめていった。そして、
「タターナ・ラーマヴァーナ、アンダージュ・パ・ダクシオン!」
可愛らしい声で呪文をとなえると、妖精の人差し指からきらきらした”癒しの風”が吹いた。そして「風」は有紀の体を包み込み、やがてフウッと消え去った。彼女はゆっくりゆっくりと起き上がった。そして、
「……どうしたのかしら?体がちっとも痛くない。……いえ、むしろ体がダウン・フェザのように軽いわ」
少しだけ驚いて可憐な足取りでステップを踏んでみた。「どうしたのかしら?」
「有紀ちゃん!」セーラは摩訶不思議な顔をして少しだけステップを踏んでいる彼女に熱心な口調でいった。「あなたに”封印用”のお札を渡すから受け取って」
妖精はもう一度燐とした表情をして「ラマス…」と呪文を唱えた。次の瞬間、眩しい閃光があたりを包み、有紀は眩しくって目をつぶった。
妖精セーラは有紀の姿をみて、ハッとした。倒れている彼女の全身から微かに黒色のオーラがたち上がっているのを発見したからだ。ーまさか!!
「ゆ、有紀ちゃん、だいじょうぶ?!しっかりっ!」
セーラは倒れ込んでいる有紀に近付いて呼びかけた。そして彼女の顔をジッと覗きこんだ。有紀はきらきらした表情のまま「あ…あら…あなたは妖精…さん…」と呟いて、微かにうなって全身を小刻みに震わせて荒い息をついた。「…私…夢でもみているのかしら?……妖精…さん……なんて…いるわけないのに」
妖精は「待っててね、有紀ちゃん!いま痛みを癒して元気にしてあげるから!」と同情をこめていった。そして、
「タターナ・ラーマヴァーナ、アンダージュ・パ・ダクシオン!」
可愛らしい声で呪文をとなえると、妖精の人差し指からきらきらした”癒しの風”が吹いた。そして「風」は有紀の体を包み込み、やがてフウッと消え去った。彼女はゆっくりゆっくりと起き上がった。そして、
「……どうしたのかしら?体がちっとも痛くない。……いえ、むしろ体がダウン・フェザのように軽いわ」
少しだけ驚いて可憐な足取りでステップを踏んでみた。「どうしたのかしら?」
「有紀ちゃん!」セーラは摩訶不思議な顔をして少しだけステップを踏んでいる彼女に熱心な口調でいった。「あなたに”封印用”のお札を渡すから受け取って」
妖精はもう一度燐とした表情をして「ラマス…」と呪文を唱えた。次の瞬間、眩しい閃光があたりを包み、有紀は眩しくって目をつぶった。


