※『まともなり親友』※



隣りから俺の友人…『本馬友也』が声をかけてきた…
俺とは違う小学校だったが習ってた剣道の道場が一緒で…なんだか知らんうちに仲良くなっていた…学校の勉強成績は中の上くらいでスポーツ万能…おまけに顔良しと…俺には勿体無い憎たらしい親友だがよく一緒にいるケースが多い…ちなみに友也は陸上部の期待のエースらしい…さきも言ったが友也も剣道をやっていたが中学に上がったらキッパリと辞めていた…まぁ理由は深く聞いてないのだがまさか陸上部に入るとは正直意外だったしまた陸上部でも友也なら十分やっていけると思った…んで案の定うちの学校の陸上部期待のスプリンター的存在となった…らしい
「らしいじゃなく期待されてんだよ俺は」
「そうっすかぁ~そいつはど~もすみませんがな~」
「そういう草沼だって剣道部のエースだろ?新人戦の大会ん時、相手に一本も取られないでそのまま優勝するなんて…すげぇじゃん」
「いやぁ~…表彰式ん時いきなりグラサンかけた二人組が現れてビルの最上階に運ばれんじゃないかってビクビクしてたよ~」
「そのネタあぶねーよ…まったく…あっ草沼…」
「なんだ?」
「帰りなんだがよ…ちょいとゲーム屋に行かね?欲しいゲームがあんだよ」
「OK…何買うんだよ?ギャルゲー?エロゲー?」
「普通のRPGだ…ほら雑誌とかで結構大きくPRしてるやつ…見てたら欲しくなってさ」
「つまんねー…たまにゃぁエロゲー買ってみろや」
「未成年だろが」
「いやいや…色々とルートがあるのだよ友也君…」
「なっなんだよその…ルームってのは…」