バイトが終わると、俺は菅原と一緒に店の鍵を閉めた
「あー、さみぃ」
俺はぶるぶるっと身震いをしながら、コートのチャックをあげる
「立宮、どう? これから走りに行くか?」
菅原が、俺にバイクのキーをチラつかせてきた
「はあ? 今から? 明日から仕事だっつうの」
「俺だって明日から学校だよ」
「…てか、ツナギ持ってきてねえよ」
「俺も」
菅原がにこっと笑った
「いっつも思うんだけどさ。あのツナギって格好悪くねえ?」
「言うな! 昔から、ああなんだから仕方ない」
「諦めの境地かよ」
俺と菅原が噴き出すと、肩を叩きあって笑った
青と赤のチョーが、こんなふうに同じバイトをして、笑い合ってるなんて珍しいことだ
兄貴と崎先生以来なんじゃないかな?
ずっと青と赤は喧嘩ばっかしてきたから
仲が良いなんて、意外な光景なんだろうな
「バレンタインなのに、走りに行っていいのかよ。瑞那が待ってんじゃねえの?」
「たぶんな。でも今日は疲れたから、ぱーっと走りたい」
「わかるけど…待ってんだろ?」
「独り身の立宮が可哀想で」
「あ?」
「本命チョコ、貰えてないんだろ?」
「うるせーな。まるでモテない男みたいに言うな」
「好きな女に、好きって言われない男はモテてないと同じだ」
菅原の言葉に、俺は拳でわき腹を叩いた
「あー、さみぃ」
俺はぶるぶるっと身震いをしながら、コートのチャックをあげる
「立宮、どう? これから走りに行くか?」
菅原が、俺にバイクのキーをチラつかせてきた
「はあ? 今から? 明日から仕事だっつうの」
「俺だって明日から学校だよ」
「…てか、ツナギ持ってきてねえよ」
「俺も」
菅原がにこっと笑った
「いっつも思うんだけどさ。あのツナギって格好悪くねえ?」
「言うな! 昔から、ああなんだから仕方ない」
「諦めの境地かよ」
俺と菅原が噴き出すと、肩を叩きあって笑った
青と赤のチョーが、こんなふうに同じバイトをして、笑い合ってるなんて珍しいことだ
兄貴と崎先生以来なんじゃないかな?
ずっと青と赤は喧嘩ばっかしてきたから
仲が良いなんて、意外な光景なんだろうな
「バレンタインなのに、走りに行っていいのかよ。瑞那が待ってんじゃねえの?」
「たぶんな。でも今日は疲れたから、ぱーっと走りたい」
「わかるけど…待ってんだろ?」
「独り身の立宮が可哀想で」
「あ?」
「本命チョコ、貰えてないんだろ?」
「うるせーな。まるでモテない男みたいに言うな」
「好きな女に、好きって言われない男はモテてないと同じだ」
菅原の言葉に、俺は拳でわき腹を叩いた

