「あんたどうせイケメンがほしいだけなんだろ?
性格から治さなきゃ男なんて一生できねーよ」
瞬のとどめの一発に茜は違う意味でノックアウトしていた。
茜は瞳をキラキラさせながら、
「瞬様。弟子にしてくださいませんか?」
と茜は言った。
茜の変わり様にクラスメートもあどけない表情で見つめながら、瞬の言葉を待つ。
「俺の弟子になるなんてな、3年早いんだ」
皆が息をのんで見ていた口はあっけない言葉で終わった。
たったの3年?!
こういうときの比喩って100年とかありえない年数を言うんじゃなかったっけ?
そんな事を思っていると、瞬は再び口を開く。

