その日の放課後。私たちは、今までお互いが秘めていた思いを打ち明けあった。
「俺さ、女の子に初めて話しかける瞬間って、すっげぇ緊張するんだ。
だからあの日昇降口で俺が話しかけなかったら、こうならなかっただろうな。」
「だと思った!!最初話しかけられたときはぶっきらぼうで怖かった~」
「ごめんごめん。でもさ、俺嬉しいんだよ。」
「え?」
「佐藤はよく人のこと心配してくれるなって。入学して一番最初に親しくなった女子だから妙になれなれしかったんだ、俺。」
「あれでなれなれしかったの!!??」
「精一杯だよ!!でも、他人のことも自分のことのように受け止めてくれる、そんな佐藤のことが俺も好きだったのかもしれない」
慶太がそう言った後、2人は何となく笑った。
「何で笑うんだよ!!」
「男の子に"好き"って言われたの、あまりにも久しぶりだったからさ~」
付き合うって、こんなに幸せなんだ。
私はその幸せをかみ締めた。
そして、今隣にいる人をいつまでも守っていけたらいいな、と思った。
「俺さ、女の子に初めて話しかける瞬間って、すっげぇ緊張するんだ。
だからあの日昇降口で俺が話しかけなかったら、こうならなかっただろうな。」
「だと思った!!最初話しかけられたときはぶっきらぼうで怖かった~」
「ごめんごめん。でもさ、俺嬉しいんだよ。」
「え?」
「佐藤はよく人のこと心配してくれるなって。入学して一番最初に親しくなった女子だから妙になれなれしかったんだ、俺。」
「あれでなれなれしかったの!!??」
「精一杯だよ!!でも、他人のことも自分のことのように受け止めてくれる、そんな佐藤のことが俺も好きだったのかもしれない」
慶太がそう言った後、2人は何となく笑った。
「何で笑うんだよ!!」
「男の子に"好き"って言われたの、あまりにも久しぶりだったからさ~」
付き合うって、こんなに幸せなんだ。
私はその幸せをかみ締めた。
そして、今隣にいる人をいつまでも守っていけたらいいな、と思った。
