メルはスッとベンチから立つと家にむかいました。

お母さんには怒られるでしょう。もしかしたら、ご飯が食べられないかもしれません。

でも、メルには他に帰る場所がないので、家に帰るしかないのです。

メルはお母さんの顔を思い出しながら自分の家を目指しました。

            ★おしまい★