しばらくして、 アイツは口を開いた。 「俺ね、好きな子しか貰わない事にしてんだ...」 やっぱりね. 何傷ついてんの、 分かってた事じゃん! 「そっか、そうだっ「でもさ、」」 「でもさ、その好きな子は俺の事なんて眼中にないから貰えないって思ってたんだ...」 橋口くん…? 「もし貰えなかったら、告白しようって思ってたんだ。」 橋口くんは、少し微笑みながら言った。 「そしたら、焦って筆箱だすし、緊張して顔真っ赤で頑張って渡してくれてさ。」 「それって...」 .