次の日、

明け方までみんなで盛り上がって、起床時間近くなったら、みんな爆睡した。





私はなんだか目が冴えてしまって、そのまま起きて廊下にでた。





廊下にあるベンチに座って、外を眺めていた。



今日もいい天気だな…



前野さん、告白するのかな…



嫌だな…






「おはよ」


びっくりして振り向くと、成海くんが立っていた。





「おはよう。早いね」





成海くんは、私の隣に座った。






「なんか朝早くに目が覚めてさ。廊下に出たら美音が見えたから」




成海くんは、寝起きって感じで、髪の毛ちょっと寝癖ついていてた。

かわいい…

前野さんに告白されても、

大丈夫だよね・・・

成海くんは、大丈夫だよね・・・


私は不安の襲われて、

思わず成海くんの手をつなぎ、成海くんにもたれ掛けた。