都会の魔女

イシュは部屋の隅のクローゼットから黒いローブを取り、それに着替えた。

それから祭壇の前にひざまずき
手を合わせ、何かをぶつぶつと唱えはじめた。


次に白い紙を用意し 赤と黒のペンで5センチほどの魔符を書いた。

書き終わると棚から1冊の分厚い本と大きな皿、
そして何かの液体を取りだし、床に座りその本を開いた。

そして静かに目を閉じ 瞑想を始めた。