首を触りながら後悔した 「それで?これからどうするんです?まさかずっとこのまま…」 「この雪も段々激しくなっていってるからね、どうなることやら」 ずいぶん暢気な、と日下部は思ったが仮にも入澤は自分よりも年上なので、あまり気にさわるだろうことを言うのをやめた 待合所に入ると、樹市子が本を読んでいた 「日下部さん、来たよ」 入澤はそう言いながら、樹市子の隣に置いてあるホットココアを取り、日下部に渡した 樹市子は少し日下部の顔を見て、また本に目を戻した