まぁ、どうにか頑張ろう!

だから、とりあえずお城に向かおう。


…って、何か忘れてるよね?

チャシャ猫の言ってたこと…
言ってたこと、は…


『今はわがままお嬢の言いなりに…

さて、間に合うかな?どうかな?』



『間に合うかな?どうかな?』

…?

何に?

何に間に合うってことなの!?

まったく!
やっぱり訳わかんない猫なんだから!


「間に合うって、何なの?」

ボソリとつぶやいた私。

するとまたチェシャ猫が現れた。